JSPS学術知共創プログラム(2023-2028年度)

身体性を通じた社会的分断の
超克と多様性の実現

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多様性と包括性をめぐる身体的対話―ひらく、つながる、うみだす

日時:2025年7月5日(土)14:00-18:00

会場:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)・3階・303大会議室
会場までのアクセスの詳細はこちらをご覧ください。

参加方法:参加無料・事前登録が必要です。
参加人数の把握のため、フォームからの登録をお願いいたします(7/2(水)締切)。

開催形式:映画上映は字幕・音声ガイド付きの上映です。また、その他のプログラムはUDトークによる文字起こしをご利用いただけます(UDトークアプリをインストールしていただき、当日受付時にスタッフまでお申しつけください)。

企画概要
 現代社会において「多様性(ダイバーシティ)」や「包摂性(インクルージョン)」が求められる中、言葉だけでは表現しきれない他者との関係性や理解のあり方が問われています。本イベントでは、「身体的対話」 という視点から、多様性と包括性を探究し、実践的なアプローチを模索します。
 私たちは身体的経験を通して、どのように自分自身を知り、他者と出会い、社会をつくりあげているのでしょうか。そこには、どのような身体的対話が繰り広げられているのでしょうか。身体を通じた他者との出会いには、互いの境界が立ち現われ、それに触れ合い、新たなつながりを生み出す力があります。本企画では、森田かずよ氏と伊藤亜紗氏をお迎えし、ダンスカンパニー Mi-Mi-Bi の実践や映像作品を手がかりに、「身体でひらく」「身体でつながる」「身体でうみだす」 ことの可能性を多角的に考えます。それぞれの視点から、身体の感覚がどのように対話を生み、包摂的な関係を築くのかを探ります。さらに、パネルディスカッションを通じて、「身体的対話」がもたらす新たな関係性の可能性を議論し、参加者の皆様と共有する試みを行います。

プログラム
14:00~14:20 趣旨説明(床呂郁哉、田中みわ子)
14:20~15:30 映画上映「旅する身体 ダンスカンパニーMi-Mi-Bi」(字幕・音声ガイド付き上映)
15:30~15:45 休憩
15:45~16:15 森田かずよ「Mi-Mi-Biの実践にみる身体感覚をめぐる対話」
16:15~16:45 伊藤亜紗「身体的対話がひらく多様性と包摂性」
16:45~17:00 休憩
17:00~17:30 パネルディスカッション
17:30~18:00 質疑応答

企画・共催:日本学術振興会・受託研究課題「身体性を通じた社会的分断の超克と多様性の実現」(学術知共創)、AA研基幹研究人類学「社会性の人類学的探求:トランスカルチャー状況と寛容/不寛容の機序」

お問い合わせ先osde.jimu[at]gmail.com (※[at]を@に変えて送信してください)